「国に泣く泣く従わざるを得なかったが、これはいかがなものか」。
佐竹敬久知事は21日、東京都内で開かれた全国知事会議で発言し、コメの生産数量目標の配分をめぐって、国が戸別所得補償制度からの“秋田外し”をちらつかせて配分の見直しを求めたことへの不満をあらわにした。
同時に「これから財政事情がさらに厳しくなると、いろいろな方面で地方に手を突っ込んでくる可能性がある」と指摘。国への不信感を強めていることをうかがわせた。
との記事だが、さすがの佐竹の殿様も、、今回の赤松農林水産大臣の脅しと賺しの暴挙には、腹に据えかねたらしい。
おまけに、その解決の翌日には、あてつけ気味に、減反破りの大潟村の涌井氏を、大臣が激励している始末である。
秋田県農民は、よっぽど、コケにされても、怒らないと踏んでいるらしい。
それにしても、ふがいなかったのは、秋田県選出の衆参の民主党議員たちである。
苦悶する秋田県の農家の立場を国に対して擁護なり代弁することをまったくせずに、拱手傍観していた。
その彼らの無責任さこそ、問われるべきなのだろう。